元エホバの証人一世、possibleの“独り言”的ブログ

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「自分の理解に頼ってはならない」とは?

さて,koroさんが箴言3:5,6をどう思うか
という興味深い話題を提供してくださったので,
この聖句について,「心の法則の観点から論じてみたいと思います。

では,まず,その聖句を新世界訳から引用してみます。
その聖句とは,こんな聖句です。

 「心をつくしてエホバに依り頼め。
  自分の理解に頼ってはならない。
  あなたのすべての道において[神]を認めよ。
  そうすれば,[神]ご自身があなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」
  -箴言 3:5‐6。[新世界訳]
  http://www.watchtower.org/j/bible/pr/chapter_003.htm#bk5



この聖句も,実に頻繁に,ものみの塔の出版物の中では引用されると思います。
そして,その適用に関しては,「エホバに頼る」こと,
そして,エホバが用いておられる「組織に頼る」ことを勧めるものです。

そして,「自分の理解に頼ってはならない」とは,当然,
「自分の考え,自分の思い,自分の願い,自分の感情」などに頼ってはならないということです。

こうして,自分の「心の声」は無視して,
盲目的に,「組織の言うこと(あるいは,長老や親)に従う」ようになってしまうのです。
(これを突き詰めると,実は,人は病気になります。すなわち,「心の病気」です。)


しかし,聖書は,本当に,「そういうこと」を教えてるのでしょうか?
では,「心の法則」の観点から,この聖句を,少し考えてみたいと思います。


まず,「心の法則」の観点からすると,聖書はことごとく
人間の「心の働き」について言及してると解釈します。

そして,神は,「内なる神」(God presence within you)であると教えます。
すなわち,聖書の教える神とは,「外部」にいるのではなく,「私たちの中に」いるのです。

その自分の「内なる神以外への崇拝」(すなわち,「外部の」人間や環境に頼ること)を,
聖書は「偶像礼拝」とか,「姦淫」(霊的姦淫)と表現して非難しています。
(この意味で,エホバの証人の教え(組織崇拝)は,まさに,聖書の言う「偶像礼拝」です。)

そのことが分かった時に,この聖句は,いい聖句だと分かるはずです。


まず,

 「心をつくしてエホバに依り頼め


と述べています。

これは,つまり,あなたの「内なる神に」頼れということです。(「外部の」何かに頼るな,の意。)
そこまでは,いいでしょう。


次に,

 「自分の理解に頼ってはならない


と述べています。

これは,どういう意味でしょうか。

私たちの「考え」は,大方,「ネガティブな傾向」があります。
だから,よっぽどの傲慢な人間か,うぬぼれた人間でもない限りは,
たとえば,何かを始めたり,何か新しいことに挑戦しようとする時に,
自分に関して,次のように「消極的に考えたり」するのです。

 「自分にはできない」「無理だ(不可能だ)」「やっても無駄だ」
 「誰もやったことがない」「経験がない」「お金がない」「外見が悪い」,etc・・・。


私が思うに,そういう,自分に「限界」を設けたり,「ネガティブ」にとらえたり,
自分の「能力のほんの一部分」しかとらえられない「顕在意識」の段階で
無理だと思うような,そういう「自分の(小さな)理解」に頼ってはならない
と教えてるのだろうと私は思います。


だから,次に,聖書は,こう述べるのです。

 「あなたのすべての道において神を認めよ


と。

これは,要するに,自分の中の「内なる神を信じろ」ということ,
言い換えれば,"Believe in yourself"「自分を信じろ!」という意味です。

顕在意識のほうでは,「無理だ」「自分にはできない」という言葉が何度も聞こえてくるのです
しかし,そういう声に耳を傾けるのではなく,自分の中に住む「全能の神」,
「あなたを必ず助ける」と言っておられる神を信じろ!ということです。


 「そうすれば,神ご自身があなたの道筋をまっすぐにしてくださる」。


この部分は,英語では,こうなってます。
 
 "and he himself will make your paths straight."

この"he himself"という訳し方は,いい訳し方だと私は思います。
この部分のヘブライ語は,人称代名詞がわざわざ用いられ,その部分が「強調」されているのです。
すなわち,「he(神)」という言葉を強調しているわけです。

これは,どういう意味か。
それは,他の人じゃない,「神ご自身が」,あなたを助けるとの約束です。

だから,「神に頼れ」って言ってるんです。聖書は。


他の人は,「お前には無理だよ」と言うかもしれない。
そして,自分も正直,心の中では,「自分には無理かもしれない」と同じように感じる。

周りからは無理だと言われ,自分もそう思う
この時,私たちは,致命的な打撃を受け,本当に無理だと感じてしまいます。
そして,私たちの中からは希望は消え,やる気はうせ,目の輝きは消え失せるのです。

そして,その「弱い自分」,「折れそうな自分」,「ほんとうは恐い」と思ってる自分に
時には負けそうになる。


しかし,聖書は,「そういう自分の理解に頼るな」って教えてるんです。
自分の「表面的な理解」,「狭い人生経験」からしか導けない理解,
あらゆる知識を持ってるわけではない自分の「今の理解」,
あらゆる可能性を把握できない,自分の「小さな理解」,
消極的な自分」,そういうものに頼るな,と。


あなたの中には,あなたの心の深い部分には,「全能の神がいるのだ」と聖書は教えます。
すなわち,聖書が「I AM」と言ってる方です。

だから,周りがなんと言おうと,「神の助け」があれば,何でもできるはずなのです。

だから,何もしないうちに,何も挑戦しないうちに,自分には無理だと考えるのは,
本当は,心からは,神を信じていないのです。

だから,「神(I AM)を信じる」とは,「自分を信じる」という意味です。


ましてや,これは,「ものみの塔協会(外部の人間)の教えに頼れ」という意味では断じてない。
そう私は思う。
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コメント
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
ローリンさん>
コメント,ありがとうございます。(゜゜)(。 。 )ペコッ

プチプチは,「ひまつぶし」には,いいですよね。
時々,「変な音がする」のが,また,いいですよね。

私自身「気に入った」ので,そこに設置してあります。

なお,算数力のは,もちろん,「脳トレ」のためです。
2008/11/13(木) 07:19 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
チビドナさん>
コメント,ありがとうございます。v-290

ほんと,マーフィー理論は,「JW教義」に役立つと私は思います。
ていうか,JWの教義より優れてます。

私が,この日本には,JWのような「ファンダメンタル」ではなく,
ニューソートのキリスト教」を伝えて欲しかったと思う理由が
少しは分かっていただけるのではないかと思います。

私は,若い時に,「神を信じ,自分を信じる」ことを教える
このキリスト教に接したかったです。

いや,私は,若い時に,このキリスト教に接することができず,
聖書を「文字どおり」にしかとらえられないファンダメンタルの教え
によって苦しんできたからこそ,今,こうして,
少しは皆に,説明してあげられるのだと思います。
2008/11/13(木) 07:14 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
チビドナさんの「妄想ブログ」を楽しんだり、possibleさんの思考を刺激するブログを楽しんだり…
素晴らしい情報をシェアしてくださっている皆様に感謝しますm(__)m

皆さんのコメントも含め、色々勉強させていただいたおかげで、
>古今東西のあらゆる宗教の根底を流れる「真理」
と言うものが見えてきたような気がします。

ところで・・・
このブログの右にある、「プチプチ」は楽しいですね。106個つぶしました。
2008/11/12(水) 23:47 | URL | ローリン #RgGjqjoQ[ 編集]
遅れて
スイマセンm(_ _)m


やはりさすがpossibleさんですね。



最近自分が取り組んでいる「妄想ブログ」にかまけているのでpossibleさんの記事に書き込み出来ませんでした。


今後も「脱JWの教義」を目指したニューソート理論への理解と応用力をこのブログを通じて深め、強めたいと思いました。

possibleさんのブログをこれからも健全な形で盛り上げていける一助が出来ればと思いました。
2008/11/12(水) 23:35 | URL | チビドナ #-[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
きたひろさん>
( ∂-∂)ノ(* ∂。∂)ノこんばんわぁ♪

マーフィー博士の説いてる教えは,
見た目以上に「奥が深い」です。

それは,たぶん,古今東西のあらゆる宗教の
根底を流れる「真理」(「教義」ではない)を説いています。

私たちは,その神髄を理解するため,お互いに助け合い,
励まし合って,共に「成功者」になりたいですよね。
私たちは,「王」となるために生まれてきたのですから。
2008/11/12(水) 20:21 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
 possibleさん、皆さん、こんばんわ。

 いつもありがとうございます、皆さんの鋭い感性にただただ感心するばかりです。

 自分も感性を磨くべく「マーフィー博士の」「眠りながら成功する(自己暗示と潜在意識の活用)」の本を少しづつですが、読んでいます。(ようやく繁忙期が終わりました!!)


 誰かに頼るのではなく、自分の中にある無限の可能性(神)を信じること、否定的な言葉を避け、ネガティブな思考を追い出す事。

・・・・まだまだ勉強不足ですが、これからもよろしくお願いします。

 
2008/11/11(火) 20:51 | URL | きたひろ #KAms/y7Q[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
UNITEさん>
( ∂-∂)ノ(* ∂。∂)ノこんばんわぁ♪

「無学」は私とて「同じ」ですよ。
私の最終学歴は,高卒(工業高校卒)です。

そこから,何か「レベルの高い話し合い」
をするための知識を学んだのでしょうか?
おそらく,違うでしょう。


私は,UNITEさんにも,
「知ってることなどがあれば,教えていただきたいと思います。」
と述べています。

一人だけの知識(脳)には,おのずと「限界」があるからです。
2008/11/08(土) 23:54 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
そうですね
100%正しいかどうかは誰にもわからないですよね

じぶんは訳あってJWに留まっていますが、JW的思考の型が抜けてないのか、柔軟な考え方が難しいようです
聖書は象徴的に受け止めながら読むよう心掛けています

その上で、様々な考え方受け止め方を取り入れる点でポシブルさんのサイトやblogは大変役立ってます
周りの方含め、みなさんレベルの高い話し合いがなされていて、自分のよう無学は恐縮してしまいますが…、またお邪魔させていただきます
2008/11/08(土) 12:36 | URL | UNITE #-[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
koroさん>
コメント,ありがとうございます。(゜゜)(。 。 )ペコッ

「神の王国」が聖書の主題だというJWの教えは正しいと私は思います。
しかし,その王国は,同じく「目には見えないもの」でも,
その解釈,とらえ方が,まったく違います。

前にも述べたとおり,「天」とは「神の住まわれるところ」のことで,
すなわち,私たちの「心の中にある」という意味です。

だから,「天に宝を蓄えなさい」とイエスが言われたことも,
そのことが分かると,意味がよく分かるかと思います。
すなわち,私たちの「内面に」「心に」,そして,「脳に」
知識,経験,知恵を積みなさい,ということですね。

聖書は,「象徴」で満ちていると私は思います。
しかし,その象徴の意味が,「ああ,もしかしたら,こういう意味かもしれない」
と,だんだん分かってくると,面白いと思います。

聖書を読んでいて,そういうのに何か気づいたら,ぜひ教えてください。
2008/11/08(土) 08:11 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
uniteさん>
コメント,ありがとうございます。(゜゜)(。 。 )ペコッ

私自身,すべてが分かった上で,
何でも100パーセント理解してる上で,述べてる事柄ではありません。
また,最初に私は,その説明が正確かどうかにはこだわらないと述べています。

ただ,今の段階で私が思うこと,感じること,分かってることを
述べることができるだけです。

聖書の象徴的な解釈に,「これしかない」という正解はないと思います。
だから,何か感じること,知ってることなどがあれば,教えていただきたいと思います。

また機会があったら,コメントください。
私自身,「励み」を必要としていますので。
2008/11/08(土) 07:58 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
possibleさん、チビドナさん、おはようございます。それと、返信、ありがとうございます。

 お二人の主張を聞いていると、エホバが人格的な存在者であられる現存される神で、神の王国とは、キリストを王とする天の政府と考えるJWの考えと、全く違いますね。

 「あなたの王国が来ますように」のp8では、完全にこの考え方は否定されているけど、ルカ17:21は、心のことに言及しているように思えますがね。

 イエスのマルコ1:5で言われた「神の王国は近ずいた」とは、普通の国家ではなく、神の愛が全世界を治めることをさしていると考えている神学院講師もおられますね。
2008/11/08(土) 04:48 | URL | koro #b2lIPPks[ 編集]
Re: 「自分の理解に頼ってはならない」とは?
はじめまして
HPの方でも勉強させてもらっています

興味深い記事でした
今までの自分の見方が大きく変わったように感じます

どこにでも、心の中にでも偏在するという考えは
JWでは決して理解できない考え方です

「神(I am)を信じるとは自分を信じる事」

「全てのものに満ちている」は理解してきたつもりでしたが
「自分の中」にという考え方はあいまいにしか分かりませんでした

記事を読んで、少し実感できたように思えます

これからも楽しみにしています
2008/11/07(金) 22:47 | URL | unite #-[ 編集]
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