元エホバの証人一世、possibleの“独り言”的ブログ

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12月25日(クリスマス)の起源

さて,今日は「クリスマス」ということで,
エホバの証人の創始者である,
チャールズ・テイズ・ラッセルの言葉を紹介したいと思う。


もうすでにご存じのとおり,ラッセルの時代,
聖書研究者たち(当時,エホバの証人は,そう呼ばれていた)は,
クリスマスを祝っていた

じゃあ,「12月25日」が「イエスの誕生日」であると思って
祝っていたのかというと,そうではない。


では,どう考えていたのか。

今日は,ラッセルが書いた「聖書研究第2集
時は近づけり」(非公式の日本語版)から,引用してみたい。

ラッセルは,その本の中で,こう述べている。

「このように,イエスの誕生は,一般に考えられている年代
 AD1年より1年3ヶ月前であったということが,重ねて証明される。
 
 なぜなら,イエスの伝道は,彼が33歳半の時,
 AD33年4月3日から33年半を逆にさかのぼれば,たやすく見つけられる。
 
 AD33年4月から32年3ヶ月さかのぼると,AD1年1月3日だから,
 1年3ヶ月さらにさかのぼると,BC2年10月3日となって,
 それが主がベツレヘムで生まれた日付である

 
 ユダヤ人によって使われた太陰暦と現在一般に使われている太陽暦は
 数日の違いがあるので,それがBC2年の9月27日ではなく,
 10月1日が正しいかどうかについては確かめることができない。
 
 その日付から9ヶ月さかのぼると,BC3年のクリスマスの頃になるが,
 その時,主はこの世が造られる前から彼が父のみそばで持っていた栄光
 を捨てて,人間の性質に変わられたのである。
 
 おそらく,これが12月25日クリスマスの日として祝う起源であろうと思われる。
 

 キリスト教史に関する一部の筆者は,クリスマスの日は
 ガブリエルが処女マリアに受胎告知をした日として祝ったのが始まりだ
 とさえ主張している。(ルカ 1:26)

 主の誕生のころ,羊飼いたちが野宿しながら羊の群れの番をしていた
 という聖書の申し立てと,その日付が冬の真中であったということは,
 確かに一致しているとは言えない。」

(チャールズ・テイズ・ラッセル著「時は近づけり」。
 「千年期黎明」第2巻,「聖書研究」第2集。1888年。62ページ。)

英語の原文:
http://www.strictlygenteel.co.uk/timeisathand/study2.html




なお,昔,この点について私が述べた時,
ある女性の方が(女性のほうが,必然的に男性より「妊娠」に詳しい),
それだと,実際の「受胎」の日付が,おかしいと申しておりました。

私は,ラッセルは,日本で言うところの「十月十日」(とつきとおか
について述べてるのであり,それほど厳密に述べたわけではないと思う
と答えたと思う。


ラッセルの考えによれば,イエスが実際に生まれたのは「10月の初め」であり,
その日から,赤ちゃんがマリアのおなかの中にいた期間をさかのぼると
ちょうど,「クリスマス(12月25日)頃になる」(その頃,受胎したのだろう)と推測している。

そういう意味で,彼らにとっては,
クリスマスを祝うことにはそれなりの根拠があったのである


しかし,その後のエホバの証人たちは,その「創始者の説明を無視し
いつの頃からか,クリスマスには異教の起源がある
と言いだすようになる。

そして,その頃から,
もし,クリスチャンが,「イエスの誕生日」を祝うべきではないのだったら,
なおさら,「個人の誕生日は祝うべきではないと考えるようになり,
こうして,だんだんと「カルト色」を強めていくこととなる。


しかし,考えてみれば,これは,「話のすり替え」である。

元々,ラッセルの時代の時だって,聖書研究者たちは,
「イエスの誕生日」を祝っていたのではない。

そうではなく,「イエスの誕生」を祝っていたのだ。

繰り返すが,「誕生日」を祝っていたのではなく,
誕生」を祝っていたのだ。
この差(違い)は,大きいと私は思う。



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コメント
あけまして おめでとうございます。
みなさん。

遅くなりましたが,「あけまして,おめでとうございます」。


さて,記事の内容に関しては,たぶん,
ラッセルのその説明に,初めて接する人もいるかと思います。

そもそも,その文章は「英文」で書いてありますし,
現役のエホバの証人でさえ,ラッセルの書いた文章に
「直接 接する機会はない」ものと思われます。

それは,たぶん,英語を話す外国でも,状況は同じです。


ものみの塔協会の「偽善的体質」は,この種のラッセルの発言を,
信者からまったく隠してる点に
よく表われてると私は思います。


さて,世間では,その「年代計算」や「ピラミッド理論」を理由に,
ラッセルを批判する傾向がありますが,
私自身は,このラッセルという人を,とても「尊敬」しています。

もちろん,当時の流行を取り入れた,「珍妙な」説を唱えてたことは,
よく知った上でのコメントです。


彼の述べた一つのコメントは,うちのサイトでは,
いつでも見れるようにしてあります。
http://godpresencewithin.web.fc2.com/pages/jw/hesaid.html

私は,今日のエホバの証人たちが,
その「創始者」の言葉をいかに「無視」しているかに気づき,
その原点」(純粋だったあの頃)に立ち返るべきであると思います。

もちろん,当時の聖書研究者たちが信じてた教理の中に,
「おかしなもの」があったことは,よく知ってはおりますが,
少なくとも,今日の統治体やエホバの証人たちよりも,
はるかに
聖書に対して誠実」(純粋)であったものと思われます。


さらにまた,彼らは,たとえば,
今日の「日々の聖句」にあたる書物に,
誰かの「誕生日」を書くための余白を設け,
そこに彼らは,大切な人の誕生日を書いて
日々の聖句を考慮する時に,大切な人の誕生日
同時に思い起こしたのです


それは,その人にとって「愛する人」(大切な人)に,
神が命を与えて,この世に送り出してくださった日なのです。


そういう,「誰かを大切に想う心」を教えてくれた
あの頃の「原点」に,エホバの証人は立ち返るべきです。

今日の「カルト化」したエホバの証人の姿を,
その「創始者」(ラッセル)は,たぶん,望んではいないだろうと私は思います。

2010/01/06(水) 23:35 | URL | possible #C454ixHI[ 編集]
明けまして おめでとうございます
possibleさんの言われる通りですね。「誕生」を喜ぶという本質が忘れ去られてしまった感じです。
「誕生」を祝うなら、日付は問題ではなくなりますが、12月25日の受胎説は新鮮でした。

いつもエキサイティングな情報ありがとうございます。
possibleさんにとって、今年がハッピーな年になりますように・・!
2010/01/05(火) 13:24 | URL | ロンちゃん #-[ 編集]
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。

possibleさん、興味深い情報を教えてくださり、ありがとうございます。
ちょっと、「目からウロコ」ですv-10
そう言えば、ヨーロッパには「受胎告知」の絵がたくさんありますね。

>クリスマスはガブリエルがマリアに受胎告知をした日として祝ったのが始まりだ

と言うのも、もしかしたらあり得るかもしれませんね。


ちなみに、日本で言う十月十日は、数えですので、実際は9ヶ月と言うことになります。
なので、だいたいラッセル氏の日付に関する主張は合っていると思います。
2010/01/03(日) 15:24 | URL | ローリン #RgGjqjoQ[ 編集]
あけまして おめでとうございます。
 possibleさん、ここを見ていらっしゃる皆さん、

 あけまして おめでとうございます。

 昨年中は、ありがとうございました。
 本年もよろしくお願いいたします。

 皆様に良い事が起きますように きたひろ でした。
 (ブログ本文と全く関連が無く申し訳ありません)
2010/01/01(金) 11:39 | URL | きたひろ #R.yfsfgE[ 編集]
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